歌が上手くなるには音を聞き分ける能力が大切
歌が上手くなるには、音を聞き分ける能力が大切な様です。私は耳が非常に良い方だと思いますが、これは聞き取れる周波数帯域が広いということであり、歌とはあまり関係がありません。
歌が上手くなるにつれて気づいたことは、今まで聞き取れなかった、音程の変化がより正確に聞き取れるようになったり、より正確にリズムがつかめるようになったことです。
耳が良くなって、そう言うところが正確に聞き取れるようになれば、同じように歌うこともできるようになります。逆に、正確に聞き取れるようにならなければ、正確に声を出すことができません。
だから耳を鍛えることが大切だと思います。
カラオケの分析採点などをやっていると、自分の声に耳を傾けずに、グラフばかり見てしまうので、耳を鍛えるのが難しいと思います。あくまでも私見ですが、音程のグラフを見るよりも、全力で自分の歌声に注意を集中した方がいいのではないかと思います。
音程のグラフは、念のために行うチェックには役に立つかもしれませんが、歌唱力向上には直接的には役に立たないと思います。
また、プロ用の音程強化機器では、1KHzや2KHz単位ぐらいで可否を出します。カラオケの機械におまけで付いている採点機能などでは、そもそも、おおざっぱすぎて話になりません。
上の機械はRolandのVocal Trainer VT-12-BKという機械で、3年ぐらい前に買いました。±1KHzまでの誤差までを正しい音程と判定し、2KHz違っていたら、だめと言う判定をします。とても厳しいです。いや、厳しいらしいです。何しろ、使い方がわからず放置状態ですから・・・。ほしい方は、こちらで買ってはいかがでしょうか?15000円ちょっとぐらいの値段です。
これぐらい精密に音程をチェックしてくれるのであれば、役にも立つと思います。しかし、カラオケの採点機能ではここまでのチェックは到底しているようには見えません。だから、あくまでも、カラオケの採点機能は補助と言うことで、直接、耳を鍛えることに専念するのが歌唱力を向上させる近道だろうと思います。
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